香典返しは必要?誰に・いつ・いくら?疑問をわかりやすく解説

香典返しのマナーと金額相場をわかりやすく解説したQ&Aページ|六感工房

Q. 香典返しはいつ送るべき?

A. 一般的には「四十九日後(忌明け)」から1〜2週間以内に送るのがマナーとされています。地域や宗教によって異なるため、事前確認が安心です。

Q. 送る相手に決まりはありますか?

A. 一般的に、3,000円以下のご香典には通夜や葬儀当日の「会葬御礼(500~1,000円程度)」で済ませる傾向があります。高額な香典を頂いた方には、後日改めて香典返しを贈ります。

Q. 金額の相場はどれくらい?

A. 香典返しは、頂いた額の「1/3~半返し」が目安です。
具体例:
・5千円 → 約2,000円
・1万円 → 約3,500円
・2万円 → 約7,000円
・3万円 → 約1万円
・5万円 → 約2万円

Q. のしの表書きはどう書けばいい?

宗教 のし表書き
仏教 志(こころざし)
神道・キリスト教 偲び草(しのびぐさ)
宗教を問わない場合 御礼(おんれい)

Q. カタログギフトでも失礼にならない?

A. 現代では、香典返しとしてカタログギフトが主流です。金額別で選べ、先様が好みの品を選べるので喜ばれる傾向にあります。配送もしやすく利便性も高いです。

ワンポイント: 和紙の礼状やメッセージカードを添えると、丁寧な気持ちがより伝わります。

和紙の礼状 心を添えて贈る香典返し

▲ 和紙礼状(香典返しに心を添える一枚)

Q. 出産内祝いとは何ですか?

出産祝いを頂いた方へのお返しです。
もともとは お祝いをいただく前に 赤ちゃんの誕生のご報告とお披露目を兼ねて贈るものでしたが
現在では お祝いのお礼として贈るのが一般的です。
出産内祝いには 赤ちゃんの名前入りカードやメッセージを添えることで より丁寧な印象になります。
特に 赤ちゃんの写真入りメッセージカードは 記念にもなり 贈る側にも贈られる側にも喜ばれます。

Q. 出産内祝いはいつ贈るのがよいですか?

一般的には 生後1ヶ月ごろを目安に贈ります。
お宮参りの時期に合わせて準備することが多く 遅くとも生後2ヶ月以内には届けるのがマナーとされています。
出産後は何かと忙しいため 事前に候補商品を決めておくとスムーズです。

Q. 出産内祝いの相場はどのくらいですか?

一般的には 頂いた出産祝いの「半額程度」が目安とされています(半返し)。
たとえば 1万円の出産祝いをいただいた場合 5,000円前後の内祝いを贈るのが一般的です。
ただし 贈る相手との関係性や地域の風習によっても異なるため 無理のない範囲で感謝の気持ちを伝えることが大切です。

Q. のし(熨斗)の書き方に決まりはありますか?

はい 出産内祝いの「のし」には 次のような書き方が一般的です:

■ のしの種類:紅白の蝶結び(水引)
■ 表書き:水引の上に「出産内祝」または「内祝」
■ 差出人名:水引の下に「赤ちゃんの名前(ふりがなを添えても可)」

親戚や目上の方などには 読みやすいようにふりがなを入れた「命名カード」や「メッセージカード」を添えると丁寧です。

Q. 誰に贈るの?どこまで贈るべき?

出産祝いをいただいた方には 基本的に全員に内祝いを贈ります。
親戚・友人・職場関係者など 幅広い範囲になりますが
「品物+感謝の気持ち」が伝わるように 相手の生活スタイルや家族構成に合わせた品選びが大切です。

Q. カタログギフトは失礼になりませんか?

いいえ 失礼ではありません。
むしろ 相手に好きな商品を選んでもらえるという点で
近年は「気配りがある贈り物」として選ばれることが増えています。

最近では QRコード付きのカードタイプのカタログギフトもあり 環境に配慮したSDGs対応型の商品も登場しています。
手軽さと気持ちの伝わる贈り物として 今 注目されています。

ワンポイントで手書きのメッセージを入れると
温かい気持ちがより伝わります。