リン(おりん)意味と整え方|法事前に整えたい音の準備
本ページは、法事・慶事アドバイザーとして 仏事・慶事の現場に37年間携わってきた経験をもとに構成しています。
法事の準備をしていると、
「リンの音が変わった気がする」「このままでいいのだろうか」と感じることがあります。
リンは、仏前に向かう心の切り替えを知らせる大切な音です。
リンとは何のための仏具?
リン(おりん)は、手を合わせる前や読経の前後に鳴らす仏具です。
その澄んだ音色は、心を静め、仏前に向かう合図とされています。
音を鳴らすこと自体が目的ではなく、
リンの響きを通して、気持ちを整えることに意味があります。
法事前に確認したいリンのチェックポイント
- 音が濁ったり、伸びが悪くなっていないか
- リンの内側に汚れや変色がないか
- リン棒(撞木)が傷んでいないか
- リン台や布団が劣化していないか
- 安定して置けているか
多くの場合、軽く拭くだけでも音は改善します。
無理に新しくする必要はありません。
リンの音が変わる理由とは?
リンの音色が変わる原因には、次のようなものがあります。
- ホコリや汚れの付着
- リン布団の劣化・厚み不足
- リン棒の素材や摩耗
- 置き場所の不安定さ
音が気になる場合は、
布団や棒を見直すだけで解消することも多くあります。
リンの鳴らし方に決まりはある?
リンの鳴らし方に厳密な決まりはありません。
しかし、リンのメーカーさんから聞いた話ですが、リンの横を叩くとリン自体が長持ちすると言われてます。
リンを上から叩くとリンが割れる(金属製ではありますが)との事でした。
強く叩く必要はなく、やさしく鳴らし、音の余韻を感じることが大切です。
法事の際は、僧侶の動きに合わせるか、
不安な場合は無理に鳴らさず、そのままでも問題ありません。
リンは、心を整えるための音
リンは、仏壇の中で静かに役割を果たしています。
音を整えることは、心を整えることにもつながります。
正解を求めすぎず、
ご自身やご家族が落ち着いて手を合わせられることを大切にしてください。